糖尿病とはどんな病気で予防方法はどうするかを見てみましょう。

糖尿病とは血液中のブドウ糖がふえ過ぎて尿に糖が出る病気です。
糖尿病の合併症は全身に及び、生命が脅かされる怖いものも有ります。
糖尿病の人は食事療法と運動療法で血糖コントロールが必要です。

糖尿病とはどんな病気か

糖尿病は血液中のブドウ糖がふえ過ぎた状態が慢性的に続く病気です。
血糖値が高いため尿に糖が出るだけではなく、神経や血管が糖漬けになって冒され様々な障害が起きてきます。こうした障害を合併症といい糖尿病の合併症は全身に及ぶだけではなく生命の危険や生活の質を著しく低下させるため非情に深刻な状態です。
また40歳以上のになると5人にひとりは糖尿病とだといわれています。

糖尿病の主な原因

食物から摂った糖質は消化管でブドウ糖に分解され、吸収されます。ブドウ糖の利用や貯蔵にはすい臓から分泌されるインスリンというホルモンが重要な役割を担っています。従ってインスリンによって血糖値は正常に保たれていますが、インスリンの量が不足したり働きが悪い場合血糖のコントロールがうまく行かず糖尿病を発病してしまうのです。

こんな症状があれば要注意!

  • だるい、疲れやすい
    インスリンの作用不足でブドウ糖を有効利用できないため活動エネルギーが不足します。
  • やたらとのどが渇く
    大量のブドウ糖を排出するため尿量が増えてからだの水分が不足します。
  • 尿の量が多く、トイレの回数も
    からだは大量のブドウ糖を尿として排出しようとするため尿量や排尿回収が多くなります。
  • 空腹感が強く、沢山食べてしまう
    ブドウ糖が正常に利用されないため、エネルギー不足を補おうとして空腹感が強く沢山食べてしまう。
  • 食べているのに痩せてきた
    食べてもブドウ糖が正常に利用されないため慢性的なエネルギー不足の状態となっています。

合併症

糖尿病の合併症は「急性合併症」と「慢性合併症」にわけられ、急性合併症は糖尿病昏睡などで短時間のうちに死亡する事もある危険なものです。また慢性合併症は 徐々に冒され進行しまして、高血糖により血管や神経に障害が現れます。そのため、全身のあらゆる部位に合併症が起る可能性があります。

●糖尿病の三大合併症

糖尿病に特有な合併症で、特に多いのが「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」「糖尿病性神経障害」の三つで、これらは糖尿病の三大合併症と言われます。

  • 糖尿病網膜症
    目の網膜に異常が起るもので、視力の低下や失明の危険があります。
  • 糖尿病腎症
    腎臓の細い血管が障害されて、腎機能の低下を起こすもので、腎不全になると人工透析が必要になります。
  • 糖尿病性神経障害
    知覚神経や自律神経が障害され、手足の知覚異常やまひのほか排泄障害や消化器症状、インポテンスなどが起ります。

●命に関わる合併症

糖尿病の人は高脂血症になりやすく、動脈硬化も早く進行します。そのため心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる合併症を招く危険が高いのです。また下肢の動脈が詰まる「閉塞性動脈硬化」も多く見られます。

運動で治す

糖尿病には運動療法が不可欠です。患者の多くは肥満か太り気味のことが多いため、減量が必要となるからです。
また適度な運動はブドウ糖の消費を増やしたりインスリンの効きを良くすることから血糖値のコントロールにはうってつけです。
しかし、一度に過激な運動は必要ではではなく、少しづつ毎日続ける事が大切です。

糖尿病にお勧めな運動

  • ウォーキング
    下半身の筋肉を大きく動かす事でブドウ糖消費には有効です。
  • 水泳・水中ウォーキング
    関節への負担が少ないため、肥満している人には特によいと思います。
  • 自転車・エアロバイク
    比較的長時間続けやすい。肥満している人にはひざ関節への負担が少ないです。
  • 階段・踏み台昇降
    下半身の筋肉強化に有効であるが、ひざ関節に負担がかかりやすいです。

糖尿病を食べて治す(予防にもなります)

糖尿病の程度やその人の職業などから医師が決めた1日の摂取エネルギーの事を指示エネルギーといいますが、このエネルギーを超えないようにバランスの取れた食事を心がけなければいけません。
また食事療法で選ぶ食品も難しいこともありますので、食品を6つのグループにわけ、そのグループごとに食品を選ぶ事で栄養バランスが取れるように考えられた「食品交換表」を利用するのも良い考えです。
また食事はゆっくりと良くかんで食べ、糖分と動物性脂肪はなるべく避けるようにしましょう。

糖尿病の人にお勧めな食品(予防にも効果が期待されます)

  • 玄米・胚芽米
    ギャバと言う成分に血圧を下げる効果があり、更に血糖値や中性脂肪を減少させる効果があります。また精白米より食物繊維が多い事も上げられます。ギャバはサプリメントで補充することも可能です。
  • そば
    ルチンと言う良質なたんぱく質がすい臓の働きを高めます。ルチンはサプリメントで補充する事が可能です。
  • やまいも・さといも
    ネバネバは食物繊維のムチンという成分で腸内で糖質を包み込んで消化をゆっくりにさせる。またムチンはビタミンB1の働きを助けます。
  • はと麦
    インスリンの合成に必用な亜鉛やマグネシウムをふくみます。
  • たまねぎ
    においの成分のイオウ化合物がインスリンの働きをたかめ、辛み成分はブドウ糖の消費を促します。
  • 大豆・黒大豆
    ビタミンB1が豊富で大豆レシチンとグリシニンには中性脂肪とコレステロールを低下させるこうかがあります。
  • 納豆
    脂質の代謝に必用なビタミンB2が豊富で、またナットウキナーゼと言う成分には血栓予防や血栓の溶解作用があります。
  • きのこ類
    食物繊維、ビタミンB1が豊富で、特にまいたけの成分には血糖の降下作用もあります。
  • 海藻類
    食物繊維が豊富な上インスリン合成にに必用なクロムやマグネシウムなどのミネラル類が豊富です。
  • こんにゃく
    水溶性食物繊維が糖質や脂質の吸収を抑えます。





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