肥満症を予防するサプリメントはこれです。

医学的に肥満症と診断される場合は、からだに中性脂肪が余分に溜まっているかどうかと言う事と、標準体重の数値から判断します。
肥満症は多くの生活習慣病として知られる高血圧、糖尿病、高脂血症、動脈硬化などの引き金になることが知られています。従って肥満を解消する事で生活習慣病に罹る危険性はかなり減らす事ができます。



そこで食事では、総カロリーを減らす努力をします。
減量中は栄養が偏らないようにしなければなりませんが、どうしても野菜が中心になったりと栄養バランスが崩れることも多いかと思います。

肥満症の改善や予防に役立つサプリメント

EPA/DHA

サポニン

食物繊維

カテキン

これらは他の生活習慣病の解消や予防にも役立つサプリメントですが、ダイエットには様々なタイプのサプリメントが市販されています。


 

EPA/DHA

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)はアジ、サバ、イワシなどの背の青い魚に含まれる不飽和脂肪酸のことで、以下の作用が期待されます。

  • 動脈硬化の原因となる血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を低下させます。
  • 血栓の予防が期待できます。
  • 血液中のHDL(善玉)コレステロールの増加作用

1日の摂取目標量
DHA : 0.5g~1g
EPA : 特になし

コレステロールには、細胞にコレステロールを運ぶLDL(悪玉)と細胞から余分なコレステロールを回収するLDL(善玉)が有ります。
血液中にコレステロールが過剰だとLDL(悪玉)が増え、血管壁に付着して動脈硬化の原因にもなります。
DHA/EPAの摂取でこれらの改善が期待されます。更にDHAには学習能力の向上や老人性痴呆症の改善、視力回復、アレルギー体質の改善も期待されます。
EPAには肝機能を活性化し脂肪の排泄を促す働きやアトピー性皮膚炎を抑える抗炎症作用も期待されます。

注意:EPAは血栓を予防し血液の流れをスムーズにしますが摂り過ぎると出血した場合血が止まりにくくなります。







 

サポニン

サポニンやレシチンには中性脂肪を低下する作用がありまた体脂肪を燃焼させる働きもあります。


1日の摂取目標量
サポニン : 特になし

大豆サポニンは体内で脂質の過酸化を抑制したり、脂質の代謝を促進すると考えられています。
また、腸から吸収されたブドウ糖が脂肪に変化することを抑制します。
この結果大豆サポニンはコレステロールを減少させたり、肝機能の向上や二日酔いの予防、さらに脂肪代謝を促進するため、肥満予防にもなります。








 

食物繊維

食物繊維が豊富で、糖質や脂質の吸収を抑えたり排泄を促したりするのに役立ちます。


1日の摂取目標量
食物繊維 : 男性26~27g 女性20~21g

水溶性の食物繊維は、コレステロールの吸収を阻害して血中コレステロール値を低下させる働きがあり、動脈硬化の予防に役立ちます。また、小腸で糖分の吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑えるので、糖尿病の予防の効果が期待されます。一方不溶性の食物繊維は便秘を予防し、発がん物質やコレステロールなども便に吸着されて排出するため、大腸がんや高脂血症の予防になります。ただ一般的な摂取量は平均的に14g前後でまだまだ足りません。







 

カテキン

緑茶のカテキンはコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。


1日の摂取目標量
カテキン : 1g(お茶10杯)

お茶に含まれるカテキンにはビタミンEの20倍もの強い抗酸化作用がある。お茶で髪をリンスすると、頭皮から分泌される脂肪分が酸化するのを防ぎ、フケ止めや抜け毛防止になる。







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